AIも使える高機能なスプレッドシートのサービス Rows をちょっと試してみる

AIも使える高機能なスプレッドシートのサービス Rows をちょっと試してみる

Clock Icon2023.06.30

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Rowsは、スプレッドシートを超えた次世代のデータ分析と自動化プラットフォームです。従来のスプレッドシートソフトウェアに比べて、より高度なデータ処理や分析機能を提供しています。

複数の箇所からデータを簡単に連携できるとの噂だったので、データ連携だけとりあえず使用してみようかなと思います。

Rowsの特徴

データベースやAPIとの統合

複数のデータベースや外部のAPI・サービスと直接連携することができます。リアルタイムでデータを取得し、分析や可視化を行うことが可能。

高度なチャート作成

ビジュアルダッシュボードの作成に特化したGUIも提供されており、洗練されたチャートやグラフを簡単に作成することができます

コラボレーション

複数人同時編集・コメント追加等々,共同作業効率向上が期待できる

AI分析

データセットから得られる重要な情報を要約する、データセットのトレンドとパターンを得る、スクリプト・アドオン・コードを使わずにChatGPTをスプレッドシート内で利用できる。

統合に関しては、

OpenAI, Google Analytics, Salesforce, Stripe, HubSpot, Snowflake, Bigquery, MySQL, PostgreSQL などさまざまなサービスに対応している模様です。

Templateがたくさん

タスク管理、レポート、売上、マーケティング、ファイナンスなどのテンプレートが豊富に用意されていて、初めて使う時などは参考にしたり、学習に使用したりとありがたい状態ですね。

データ連携を試してみる

スプレッドシートの作成

Home画面から作成が可能です。

今回はCreate Spreadsheetから作ってみます。

他にはファイルをインポートして作る、テンプレートから作る が用意されていますね。

データを追加

このようにスプレッドシートが作成されました。

ここに他のソースからのデータを連携して表示させていきます。

Data Actionsをクリックすると、右の方にスプレッドシートに対してできる操作の一覧が表示されます。

Import data from an Integrationを選択すると

統合できるサービスの一覧が表示されます。

ここから選択してデータを連携させるということですね、。

今回はBigQueryを使ってみます。

Imports a table from a BigQuery dataset. でテーブルからデータをインポート、   Use SQL to query your BigQuery tables. はカスタムクエリを書いてデータをインポートできます。

Imports a table from a BigQuery dataset を選んでみます。

Project、Dataset, Tableを選択してインポートするようです。

※ 初回はintegrationsの設定でBigqueryへの接続を作成する必要があります。

選択し終えたら、下部にあるボタンを押して処理を開始します。

Build Table with all data を選択して、すべてのデータを読み込んでみます。

すると、何ということでしょう、

速攻でデータが読み込まれました。

複数のデータを同じスプレッドシートないに読み込ますことも可能です。

読み込んだデータでグラフを作成することも簡単にできる。

Chartをクリックすると、

こんな感じでグラフが作られました。

AI分析もちょっと実行してみます。

表のメニューにAI Analystというアイコンがあるので、これをクリックすると実行してくれました。

Quick insightsはデータセットから得られる重要な情報を要約して教えてくれる機能で、

Deep divesはデータセットのトレンドとパターンを発見するための機能です。

Deep divesは表に追加することができますね。

所感

今回は同期だけ試した簡単な記事ですが、

外部のデータをスプレッドシートに簡単に同期できるだけでも便利だと思うのですが、ここからさらに分析もできるとなるとかなり使えるサービスではないでしょうか。

Salesforceと社内に散らばっているスプレッドシートのデータを連携して分析、 Bigqueryにあるデータと外部のAPIから取得したデータを突き合わせて分析したりできると思うので、 今後試していきたいと思います。

※ サービスの料金について

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